bookmemo2017’s blog

読んだ本の記録

ネコと読む『方丈記』に学ぶ“人生を受けとめる力”(高寺あずま (著), 野田映美 (イラスト) )

日本古典文学の名作、鴨長明方丈記』の本質を、少女と猫の会話方式&イラストでわかりやすく語り直す。『方丈記』の本質とは…どんな出来事にも動じることのない”受け止める力”を描いているところ。実際、東日本大震災の直後に『方丈記』が注目されたのは、もういちど自分たちの足下を見つめ、生きていくためのヒントを得たいという想いがあったからでしょう。

 

 

あらかじめ物事は変化することを意識しておけば、たとえ大きな変化を目の当たりにしても、そんなに動揺はしない。そういうものだ、と受けとめることができる。このそういうものだという感覚が重要なのさ。

 

 

誰に言われたわけでもないのに、自発的に行動するやつらはどんな時代にもいる。その多くは、無私の精神でもって、黙々と課題の解決に取り組んでいる。

 

変化に対する弱さを少しは克服できそうです。